扶養の壁、結局どうする?悩んだ末に「気にせず働く」を選んだ私の話

人生

「扶養の壁を超えないように働かなきゃ」

パートや副業を考えたことがある主婦なら、一度はこの言葉が頭をよぎったことがあるんじゃないでしょうか。私もそうでした。

実は私、扶養内のパートで時間に余裕をつくって、副業と両立する働き方を実際に1年ほどやってみました。でも今選んでいるのは、その逆。扶養のことは考えずに、がっつり働くという道です。

今回は、扶養の壁の基本と、私がなぜ「壁を気にしない働き方」を選んだのかをお話しします。

そもそも「扶養の壁」って、1つじゃないんです

「103万の壁」という言葉が有名ですが、実は壁は1つじゃありません。ざっくり分けると、税金の壁社会保険の壁の2種類があります。

税金の壁(所得税・住民税)

長らく「103万円」と言われてきた所得税の壁は、制度改正で2025年分から160万円に引き上げられました。さらに引き上げの議論も続いています。

税金の壁は、超えても「超えた分に税金がかかる」だけなので、実は手取りが逆転するようなことはありません。ここ、誤解している人がすごく多いポイントです。

社会保険の壁(106万・130万)

本当に注意すべきはこちら。年収130万円(勤務先の規模などによっては106万円)を超えると、配偶者の扶養から外れて、自分で健康保険や年金に加入することになります。保険料の負担が発生するので、超え方によっては手取りが一時的に減る「働き損ゾーン」が生まれます。

ちなみに106万円の壁は2026年10月に撤廃予定など、社会保険のルールも今まさに変わっている最中です。

つまり、壁は「変わり続けている」

ここまで読んで「ややこしい!」と思いましたよね。私も思いました(笑)

しかも、この数字は毎年のように見直されています。だから大事なのは、金額を丸暗記することじゃなくて、「税金の壁は怖くない。気をつけるのは社会保険の壁」という考え方を知っておくこと。細かい数字は、働き方を変えるタイミングで最新情報を確認すれば十分です。

私は「扶養内+副業」と悩んで、がっつり働く方を選びました

冒頭でも書きましたが、私はこのプランを頭の中で考えただけじゃなく、実際に1年ほどやってみました

扶養内のパートで働いて、時間に余裕をつくる。その時間で副業を育てて、ゆくゆくは収入の柱に——そんなプランでした。

で、1年やってみた結果、どうだったか。

正直に言います。思ったほど、副業にのめり込めませんでした

時間はある。でも、その時間をフルに副業へ注ぎ込めるかというと、そうでもない。これが私の現実でした。「時間さえあれば副業できるはず」と思っていたけど、時間があることと、のめり込めることは、別なんですよね。

だったら——と考え方を切り替えました。

がっつり働いて手取りを増やして、新NISAへの入金力を高める。そのほうが、今の私には確実で、性に合っている。そう思って、扶養を気にせず働く道にシフトしたんです。

ちなみに「がっつり」と言っても、正社員じゃなく派遣社員なんですけどね(笑)。私にとっての「がっつり」は、雇用形態のことじゃなくて、壁を気にせず働ける時間はしっかり働く、という意味です。

社会保険に自分で入れば、保険料の負担はあります。でもその分、将来の年金は増えるし、「いくらまで働いていいんだっけ」と気にせず目の前の仕事に集中できる。そして増えた手取りは、コツコツ投資に回す。私にとっては、この道のほうがスッキリでした。

どっちが正解、じゃない。「知って選ぶ」が正解

誤解しないでほしいのですが、「扶養内で働くのはダメ」という話ではまったくありません。

子育て中で時間の制約が大きい時期なら、扶養内で無理なく働くのは賢い選択です。実際、私も子育て真っ最中だったら同じ選択をしていたと思います。

大事なのは、「なんとなく怖いから壁の内側にいる」のか、「仕組みを知ったうえで扶養内を選んでいる」のか。同じ扶養内でも、この2つは全然違います。

知らずにビクビク働くのと、知って自分で選ぶのとでは、安心感がまるで違う——これはFP3級を勉強したときにも感じたことです。お金の知識は、不安を「選択肢」に変えてくれます。

まとめ:壁に合わせて働くか、壁を超えて働くか

扶養の壁について、押さえておきたいのはこの3つです。

  • 壁には「税金の壁」と「社会保険の壁」がある。怖いのは後者だけ
  • 制度は毎年のように変わっている。数字の丸暗記より考え方を知る
  • 扶養内もがっつり働くのも正解。「知って選ぶ」ことが一番大事

私は扶養を気にせず働く道を選びましたが、これは正社員じゃない働き方を選んできたのと同じで、「自分で選んだ」という納得感が何より大きいです。

あなたはどんな働き方が、今の自分に合っていそうですか?考えるきっかけになれば嬉しいです😊

※税金・社会保険の制度は変更されることがあります。実際に働き方を決める際は、最新の情報をご確認ください。

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れっち

大阪出身で都内在住の40代半ば子育てひと段落ウーマン。
ミッドライフ実験室の研究員兼被験者。
シニアに向かうこれからの人生をいろいろ実験しながら楽しんでいます。
英語学習・ブログ・ゴルフ・旅行など
「面白おかしく幸せな人生を生きる」がテーマです。

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