私は22歳で結婚して、すぐ子供が生まれました。
子育てにいくらかかるのか、ライフイベントごとにお金がどう動くのか、何にも考えていませんでした。というより、考え方そのものを知らなかったんですよね。行き当たりばったりで、それでもなんとかなってきました。
でも正直に言うと、「なんとかなった」のは私たち夫婦の力だけじゃありません。親族のサポートがあったから、子供ふたりを大学に行かせてあげられました。夫婦二人だけの力では、たどり着けなかったかもしれません。
気づいてはいたんです。でも、どうしようもなかった。
退職した日、給料明細をぼんやり眺めていたら
仕事を辞めた最後の月。もらった給料明細を、なんとなく眺めていました。
健康保険、厚生年金、所得税、住民税……。引かれている金額は知っていました。でも「なぜこの金額なのか」「これが何に使われているのか」は、まったくわからない。何年も働いてきたのに。毎月引かれていたのに、です。
無知って、怖い。
社会人になって何十年も経ってから、ようやくそう思ったんです。
FP3級を独学で勉強してみました
気になり始めると止まらなくなって、お金に関する本やYouTubeエオ見ていました、そしてたどり着いたのがFP(ファイナンシャルプランナー)でした。
3級から1級までありますが、3級は独学で十分取れる内容です。そして3級の内容だけでも人生に大きく役に立つと思います。
テキストを開いてみたら、生活に直結することばかり。保険・税金・年金・住宅ローン・相続……「あ、これ、うちの話だ」と思うことが次々出てくるんです。
特に40代は、保険の見直し、子供の教育費、老後の準備が重なる時期ですよね。だから教科書の内容が「他人事じゃない」と感じやすい。若い頃に読んでもピンとこなかったかもしれない内容が、40代だからこそすんなり入ってきます。
学んでよかったこと
健康保険(公的保険)の仕組みを知ったら、保険の見方が変わった
実は、日本の公的保険ってかなり手厚いんです。高額療養費制度など、知らないと損する制度がたくさんあります。
それを知ってからは、「民間の保険に無闇に入らない」という選択肢が見えてきました。なんとなく契約していた保険を、自分の頭で判断できるようになったのは大きな変化です。
ライフプランが立てやすくなった
お金の動きって、年代だけで変わるわけじゃないんですよね。子供がいるのか、配偶者がいるのか、共働きか専業主婦か——状況によって、必要なお金も備えるべきことも全然違います。
FPを学ぶと「自分の状況に合わせて考える」視点が身につきます。漠然としていた老後の不安が、少しずつ自分ごととして考えられるようになりました。
学んでよかったのはこれだけではありません。一度、本などでチラッっと見てみてください。きっと何かしらの学びがあるはずです!
でも本当は、もっと早く知りたかった
40代から学んでも、もちろん遅くありません。むしろ今が一番、身になるタイミングだと思います。
でも、もし若い頃の自分に言えるなら、「社会人になったらすぐ勉強して」と伝えたいです。資格を取るためじゃなくていい。試験を受けなくても、知識があるだけで人生の選択肢が変わってくるからです。
だから今は、子供に話すようにしています。難しい話じゃなくていいんです。「こんなことがあるんだよ〜」と日常会話の端々に混ぜるだけ。
無知だった自分を責めたいわけじゃありません。ただ、あの頃の自分が知っていたら、もう少し違う選択ができたかもしれないなとは思います。
それだけで、FP3級を学んだ価値は十分ありました。
切っても切れないお金の話。一緒にじっくり向き合ってみませんか?

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