「一人旅、やってみたい」とずっと思っていました。でも怖かった。何もかもが不安でした。
でも、行ってみたら気づいたんです。その「不安」こそが、一人旅の醍醐味だったのかもしれないと。
今回は、私自身が初めて挑戦した一人旅——伊勢神宮への2日間——をリアルにレポートします。旅程から宿、グルメ、予算、そして旅を通じて感じたことまで、包み隠さずお伝えしますね。
なぜ伊勢神宮だったのか
伊勢神宮には、これまでも何度か訪れたことがありました。だからこそ、選んだのかもしれません。
知っている場所だから安心、というより——あの場所が、自分と向き合うのにぴったりだと感じていたから。神様の前に立つと、余計なものがすーっと消えて、自分の本音と向き合える気がするんです。子育てがひと段落したこのタイミングで、「一人でお伊勢参りをしよう」と決めました。
アクセス:夜行バスで新宿から伊勢市駅まで一本
今回の移動手段は夜行バスを選びました。バスタ新宿から伊勢市駅まで直行で行けるルートがあり、安さと利便性が決め手でした。乗り換えなしで目的地まで行けるのは、一人旅初心者にはとてもありがたいです。
バスタ新宿を22時頃に出発し、翌朝早くに伊勢市駅に到着。夜行バスは年齢的にきつい面もありますが、体力がある方には十分おすすめできます。
1日目:外宮から始まる伊勢の旅
早朝の外宮参拝(5時〜)

伊勢神宮の外宮は朝5時から参拝できます。早朝到着の夜行バス旅だからこそ活かせる時間帯です。人が少なく、静寂の中で参拝できる早朝の外宮は格別でした。遷宮館もじっくり見学し、伊勢神宮の歴史の深さに触れることができました。
観光案内所で地元情報をゲット
外宮参拝のあと、伊勢市駅近くの観光案内所へ。地元の方が外宮周辺や神宮周辺について丁寧に教えてくれました。一人旅だと情報収集が自分次第になるので、観光案内所はとても心強い味方です。飲食店の情報なども親切に教えてもらえました。
伊勢うどんは「じろべえ」で

お昼ごはんは外宮参道近くの「じろべえ」で伊勢うどんをいただきました。太くてやわらかい麺に、甘辛いたれがからむ伊勢うどん。シンプルだけど、これぞ伊勢!という満足感がありました。
おいせさん本店で本店限定カラーのお祓いスプレーをゲット
「おいせさん」のお祓いスプレーは本店限定カラーがあると聞いて、絶対に行こうと決めていました。お土産としても、自分用にも最高の一品。本店ならではのものをゲットできる喜びは格別です。
月夜見宮は静かな穴場スポット
ホテルの三交インから近い月夜見宮へも参拝。人が少なく、落ち着いた静かな雰囲気で、外宮とはまた違った空気感がありました。観光客が少ないからこそ、ゆっくりと手を合わせることができます。
夜はご当地スーパー「ぎゅうとら」でひとり宴会


三交インにチェックイン後、大浴場でさっぱりしてから(アイスも食べました!)、ご当地スーパー「ぎゅうとら」へ。三重のローカルスーパーならではのお刺身と地酒を購入してひとり乾杯。朝5時から動き続けた体に、冷えたお酒とお刺身がしみました。この充実感、たまりません。
2日目:内宮を堪能し、たくさんの神社を巡る
早朝の内宮、宇治橋を渡る前に深呼吸

7時には伊勢市駅から内宮行きのバスに乗りました。宇治橋の前に立ったとき、朝の清々しい空気の中で思わず深呼吸。ここから先は、五十鈴川の清らかな流れとともに、日常とは別の時間が始まります。
一つ一つのお社に手を合わせながら、今日ここに来ることができた感謝を感じていました。ひとりだから、誰にも合わせなくていい。自分のペースで、自分の心と向き合える。これが内宮参拝の一番の贈り物でした。
社務所でご祈祷(8時〜)
社務所が開く8時に合わせてご祈祷をお願いしました。ご祈祷を受けたあと、なんだか新しい自分になったような気持ちに。うまく言葉にできないけれど、背筋がすっと伸びる感覚がありました。
おかげ横丁で最高の朝ごはん


ご祈祷のあとはおかげ横丁へ。朝ごはんにてこね寿司と伊勢うどんのセットをいただき、お腹がはちきれそうになりました(笑)。デザートには赤福本店で赤福を購入。五十鈴川を眺めながらいただく赤福は、お伊勢参りをしているという実感がわいて最高のひとときでした。
猿田彦神社・月読宮・倭姫宮・神宮徴古館も
時間が許す限り、さまざまなスポットを巡りました。猿田彦神社、月読宮、倭姫宮と参拝し、神宮徴古館も見学。せんぐう館は新しくてわかりやすい展示ですが、神宮徴古館には素晴らしい神宝がたくさん展示されていて見ごたえ十分でした。
帰りのバス前に「和食さと」でゆっくり夕食
伊勢市駅前の和食さとで夕食をとり、20時30分発の夜行バスで帰路へ。充実しすぎた2日間の締めくくりにちょうどよい、ゆったりとした時間でした。
気になる旅の予算は?
一人旅を考えるとき、気になるのがお金のこと。私の場合のざっくりした内訳をご参考までに。
夜行バスは往復で時期や座席タイプによって変わりますが、片道3,000〜6,000円程度が目安です。早めの予約でお得になることが多いので、日程が決まったら早めにチェックを。
宿泊の三交イン伊勢市駅前は、1泊7,000〜13,000円程度。大浴場付きでこの価格はコスパ抜群だと思います。
グルメや神社のご祈祷料、お土産なども含めると、2泊2日(夜行バス2回+1泊)でトータル3〜5万円あれば十分楽しめます。新幹線と比べると夜行バスはかなりお得で、節約しながらしっかり楽しめるのが魅力です。
一人旅をして感じたこと
正直に言います。怖かったし、寂しかったです。
でも、その「怖さ」がスリリングで楽しかった。そして「寂しさ」の中にこそ、一人旅の本質があった気がします。
ひとりだから、自分と向き合わざるを得ない。自分は何がしたいのか、何がしたくて何がしたくないのか。こんなとき誰といたいのか、一人がいいのか。普段は日常に追われて考えもしないことが、次々と心に浮かんできました。
答えが出たわけではありません。でも「自分はどう生きていきたいのか」を、真剣に考えるきっかけになりました。それだけで、この旅には十分な価値がありました。
まとめ:40代こそ、一人旅に行ってみてほしい
一人旅は「さびしい人がするもの」ではありません。自分を取り戻すための、大切な時間です。
子育てがひと段落した40代は、実は一人旅に最も向いている時期かもしれません。経験も判断力も、自分なりの楽しみ方も持っている。あとは「行動するだけ」です。
伊勢神宮は、一人旅の目的地として本当におすすめです。早朝から参拝できる、観光案内所が充実している、グルメも豊富、三交インのような大浴場付きのホテルもある。一人でも安心して楽しめる環境が整っています。
私自身、次の一人旅をもう考え始めています。焦らず、無理せず、自分に合うスタイルを見つけていきましょう。あなたの「自分のための旅」が、きっと素敵な時間になりますよ。

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